女性に多いのはどれか。
a 双極Ⅰ型障害
b アルコール依存症
c 自閉スペクトラム症
d 神経性食思〈欲〉不振症
e 反社会性パーソナリティ障害
解答: d
男女比10-20:1と圧倒的に女性が多い。女性ホルモンとの関連性が指摘されているも背景は不明。
a. I型は性差なし。II型は女性の方が多い。
b. アルコール使用症だけでなく、物質使用症全般的に男性が多いことが知られている。なお、女性の方が体内水分量および肝臓が小さく、女性ホルモンがアルコール代謝阻害作用を持つため、女性のアルコール使用症はより短期間で発症しやすく、重症化しやすいことも既知の事実である。
c. 男女比4:1
e. 男女比3-6:1。境界性パーソナリティ障害(ボーダーラインパーソナリティ症)は女性の方が診断が多い。